就職活動をしていると、履歴書を書いてもなかなか面接までむすびつかなかったり、面接をしても仕事の条件がイメージしていたものと違ったり、思うような仕事に就くのは難しいですよね。
横浜市とハローワーク横浜は、求職者と企業がその場で面接を行うことができる「合同就職面接会」を年に数回実施しています。11月5日には、今年3回目の「合同就職面接会」が横浜そごう9階の横浜新都市ホールで行われました。当日は「福祉しごとフェア」も同時開催され、全51社の求人企業に対して約1,000人の方が面接に集まりました。
横浜市とハローワーク横浜が主催する「横浜で働こう!合同就職面接会」は、就職説明会とは違い、「すぐに就職したい人」や「横浜で働きたい人」に対して、企業がその場で実際に面接を行うというもの。今年2月の開催時には約1,200人、前回7月の開催時には約1,800人の求職者の方が参加し、注目度が高まっています。
今回参加した企業は、一般企業38社に加えて、同時開催された「福祉しごとフェア」13社の計51社。当日は、履歴書と会場で配布される「面接申込書」を記入し、あとは希望する企業のブースで番号札を取り、番号が呼ばれたら面接が始まります。時間内は何社でも自由に面接を受けることができ、実際にどのような仕事をやる職場で、どのような条件なのかを、面接をしながら確かめることができます。
このような面接会に参加することで、いろいろな企業と話をすることができ、本当に自分に合っている仕事、やりたい仕事はどういうことなのかを見つめ直す良い機会にもなるんですね。
次回の「合同就職面接会」は、来年2月を予定しているとのことです。
ハローワーク横浜の統括職業指導官、佐藤正幸さんに就職状況についてお話を伺いました。
—最近の就職の傾向をどう感じますか?
「就職難で採用のハードルが高くなり、スキルや経験が重視されがちな傾向にあると思います。書類選考が主流のため、面接までたどり着けない場合が多く、実際に会ってみれば人柄も良くスキルもあるのに、履歴書などの書類だけでは企業の方もそれを判断するのは難しいと思います」
—「合同就職面接会」では書類選考がなくその場で面接できるので、就職活動を準備している方にとっても良い機会になると感じました。
「そうですね。実際に話をすることで、書類だけでは見えないことが見えてきますし、求職者の方にとってもいくつかの企業とその場で面接ができるので、実戦の中で仕事について考えられると思います」
—面接で企業が重視するものはどういうことだと思いますか?
「熱意、やる気を1番見ているという企業さんが多いように思います。求人数に対して応募がすぐに殺到する現在、書類だけでは見えない熱意や人柄をどうアピールできるかが大切だと思います」
—採用にむすびつくためのポイントはありますか?
「もし面接でしどろもどろになってしまったり、うまく答えられなかったとしても、いかに一生懸命さを伝えるかが大切なことだ思います。面接が苦手でも、熱意や一生懸命さをもって取り組むことでそのことが相手に伝わり、少しずつ道も開けてくるのではないでしょうか」
—ありがとうございました。
【オススメ情報】
ハローワーク横浜では、応募書類(履歴書・職務経歴書等)の作成をサポートする「応募書類相談コーナー」を常設しているので、書類作成方法の相談や、実際に作成した書類の添削などアドバイスをしてもらえます。予約は、各職業相談窓口または、2階8番窓口まで(1人あたり60分、1日3名限定)。
合同就職会当日は「福祉しごとフェア」も同時開催されたことで、福祉や介護業界の採用の多さや、働く若者のニーズを感じました。
福祉職の採用関係の方は「福祉職の中にも、介護や医療、看護などさまざまな分野があります。求人内容によって国家資格が必要なものから、比較的資格の取りやすいものまでありますが、資格はあくまでも仕事の入り口。実際に仕事に就いてから身につけられるものもありますので、まずは興味ある仕事について調べてみることで仕事への道が見えてくると思います」と話していました。
資格が必要と聞くとハードルが高いようにも思えますが、資格の中には短期間で取得できるものもあるので、まずは入り口として資格を取って、仕事に就いてから徐々にスキルを上げていくことも、仕事を身につけるために大切な方法なんですね。
11月19日には、かながわ福祉人材センターが主催する「福祉のしごとフェア」が横浜文化体育館で開催されます。開催時間は9時30分〜16時。福祉・介護施設の採用担当者との相談や、専門資格所得や就職活動全般についての相談も行われますので、福祉分野に関心のある方は参加してみてはどうでしょうか。