「ひきこもり」がキーワードに入った事件が立て続けに起きていて、支援者としては忸怩たる思いをしてるわけで…。ネットが悪だとか、ひきこもりの背景にあったものとか、しっかり考えるべき内容はいろいろあると思うけど、ハマトリアム・カフェを運営しているバリスタの僕らとしては、その家庭に「情報がちゃんと伝わっていたら起きなかった事件」なんじゃないかという仮説を立てつつ、「情報支援」とはなんだ、ということをテーマに喋ってみたいと思います。まず、どの程度知らているんだろうということから。
「ひきこもり」がキーワードに入った事件が立て続けに起きていて、支援者としては忸怩たる思いをしてるわけで…。ネットが悪だとか、ひきこもりの背景にあったものとか、しっかり考えるべき内容はいろいろあると思うけど、ハマトリアム・カフェを運営しているバリスタの僕らとしては、その家庭に「情報がちゃんと伝わっていたら起きなかった事件」なんじゃないかという仮説を立てつつ、「情報支援」とはなんだ、ということをテーマに喋ってみたいと思います。まず、どの程度知らているんだろうということから。
自分はハマトリアム・カフェで取材に行くまで「サポステって何?」って感じだったし、実際取材してみて、若者の支援施設ってこんなにあるんだって感じでした。
古屋くんは当事者の人たちと同世代(26歳)なわけじゃない。それが知らなかったわけじゃない。いきなり結論を言っちゃうと、支援情報って行き渡ってないということなんだよね。
ずっと言われ続けてますが、残念ながら…。

古屋くんは困ってなかったから知らなかったのかもしれないけど、困ってても困ってなくても、こういう社会情勢だったら「火事が起きたら119番する」みたいに刷り込みの知識みたいに知っているべき情報だと思うんだよね。
カフェ通信【体験レポート】の一番最初の取材がハローワークだったんですけど、あの時はじめて行ったんですよ。それまで全然知らなかったから、ああ、こんなところがあるんだあ、みたいな。
ハローワークすら知らないのかい…。
じゃあ、どうやって仕事を探してたんですか?
ほとんどインターネットで。だから自分の実感としてはハローワークですらまだ知らない自分みたいな人はけっこういるんじゃないかって思う。
それって学校とかで教わるものなのかな?
振り返ってみても、高校・大学を通じてそんなことを教えてくれる授業なんてなかったような…。

教わらなかったというよりもさ、リアリティがなくて右から左に抜けてるんじゃないの?
(力説)結局他人事なんだと思うんですよね。なってはじめて当事者だけど、なってから当事者だという意識が芽生えるまでも相当時間がかかるんですよ。だから当事者じゃない人に当事者意識が芽生えるわけがないと思うんですよ。
まあ、それが実態だと。じゃあ、情報支援はどうしていけばいいのか。
この間、相談受けた人と一緒にネットを使ってハローワークのサイトを見てたら、「仕事がないないというけど、こんなにあるんだ〜」ということで、ちょっと気持ちが前向きになったりしたんだよね。結局、情報にたどり着けてなかった。知らないということがネックになってるんだなと実感した。そういう風に情報に触れる機会を作っていくことが大事なんだと思うんだよね。

知りたい情報にたどり着くということがけっこう難しくて、ほんとに必要としている情報になかなかマッチングしない。
結局、仕事探しにしろ、相談にしろ、何がしたい、何を相談したいという主訴が明確になっててはじめてサービスを利用したい、「たどり着きたい」というモチベーションになるわけで、何がしたいのかもわからなければ行動には移さない。移さないで鬱々としていくなかで事件が起きている…。行動に移す一歩手前の動機づけとなるような情報支援が必要なんだと思う。
